走らせれば必ずおきる集電不良とは?
皆さんは新幹線が高速で走行中、パンタグラフと架線の間で激しく火花を散らしている姿をご覧になったことがある
と思います。スパークです。スパークは電圧の掛かっている部分がお互いに接しながら動いている時に起こります。
それは、わずかではありますがその部分が離れたりついたりするため放電が起きるからです。
鉄道模型の場合、電圧は、はるかに低いのですが車輪とレール間で同じ事が起こります。特に軽量で台車の自由度
が低く、レールとの密着が悪い為スパークはひんぱんになります。では何故、実車ではほとんど影響のないスパーク
が模型では問題となるのでしょうか?
スパークは火花ですから周囲からのホコリを燃やし、更に高温であるためスパークを起こした部分に燃えカスとホコリを
付着させます。これらは絶縁物質で電気を通しません。実車ではパンタ圧力と車体重量により削ぎ落とされ問題になり
ませんが、車体重量が極端に軽い模型車両では残念ながら削ぎ落とすことはできません。それどころかかえって、走ら
せるほどに付着が激しくなります。車輪にもレールにも黒い斑点状の汚れが目立ち始めます。この結果電流が妨げられ、
ギクシャク走行、ライトのチラツキ、スロー不調等が起こり、最悪の場合、ストップという事態に陥ります。これが集電不良
です。鉄道模型の宿命ともいえます。集電車両をふやすなど集電を強化しても必ず発生します。走行不良の大部分は
集電不良が原因です。                         
                                                以上アルケ(株)パンフレットより抜粋

私の経験では、Nゲージの新品車両と新品のレールセットを小学校6年生の子供に与え遊ばせてみたところ、1日目は、
まあまあなんとか走っていました。しかし、二日目になると一度とまった車両が押してやらないと動き出せなかったり、ス
ローが不安定だったり、ライトがちらついたり、ある場所で決まって速度が落ちたり、完全に上記のような接触不良の状
態に陥っていました。車両を見てみると、車輪のフランジ近くに全周に渡り細かい砂状の汚れが付着していました。
台車を分解してその汚れを取り除くと、元通りに走行するようになりますが、今度は最初よりも短時間で接触不良状態
に陥りました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆さんも、この車両クリーニングとレールクリーニングとの闘いを、日夜繰り返しておられるものと御察しもうしあげます。

集電性向上剤”LOKO”との出合い
かなり前の事になりますが、アルケ(株)よりダイレクトに手紙が届きました。開封して見ますとLOKOの売りこみです。
読んでみますと上記の様な接触不良が、LOKOを一滴付けるだけで解消出来ると言うのです。これはマユツバだ、そん
な馬鹿な事があるはずがない。手紙を破り捨てました。そんなマユツバな商品をお客さまに販売はできない。その時は、
そう思いました。(アルケ様ゴメンナサイ)
それから半年以上たってからです。ある常連のお客さまがLOKOを使っていると言うのです。走行会によく行くお客様で、
そこでメンバーから勧められ使ってみるとビックリ。それまでは走行会に行く前には車両クリーニングとレールクリーニング
は、欠かせなかったそうですが、それがLOKOを一滴付けるだけで解消されたと言うのです。それどころか調子が悪くて
動かさなかった車両を引っ張り出してきて、LOKOを一滴付けて見たところ、最初はギクシャクと動いていたのが、だんだ
んとスムーズに動く様になり、直ってしまったと言うのです。
これは失敗した・・・・・・・・・・・・と思いましたが手紙を破り捨ててしまいましたので、仕入れようにも住所も電話もわかりま
せん。それから一ヶ月程かけて苦労して住所を捜しだしました。
サッソク接触不良で苦労しているお客さまに勧めてみたところ、大感激して頂けました。やっぱり、マユツバではなかった。
                                                       明和模型 野木村 清

集電性向上剤”LOKO”(ロコ)
LOKOは、当社のエンジニアリング技術により開発され、車輪、レールの汚れを除去、スパークの発生を抑える、その状態を
長く持続することができます。その使用方法はとても簡単です。これまでの常識を破る”磨く”から”付けるだけ”ですみます。
その結果、非常に手間の掛かる車輪磨き、レール磨き作業はほとんど不要になりました。鉄橋、トンネル、ホーム、架線、何
があっても全く恐れることはありません。これまで費やしてきたメンテナンスの時間は全て快適な運転時間となり、フル編成
から単機入れ替えまで思う存分楽しむことができます。『メンテナンスの革命』『魔法の一滴』と言われるゆえんです。
LOKOは従来のどんなクリーナーとも違います。
●非常に粘度が低く、サラサラですので僅か一滴車輪に付けるだけで広範囲に行き渡り、
●スパーク汚れを除去し、
●車輪/レールの表面に極薄い皮膜を形成し、
●スパークの発生を抑制します。
●不揮発性液であり、従って集電効果が長時間持続します。
金属(ブラス、スチール、ダイキャスト等全て)は勿論、プラスチック、ゴム、(N動輪)等にも安心してお使いいただけます。
                                                    
容量と価格
1本10ml入り 税込み特価¥2565 送料¥800(他の商品といっしょに注文する場合は、送料はかかりません)

1本でどれ位使えるかは状況によって異なりますが、毎日3〜4時間運転したとして、少なくとも半年は使用できる量です。
これまで使用して頂いていますお客さまよりの情報では半年以上は十分使用できるとのことです。
                                                  以上アルケ(株)パンフレットより抜粋

追伸
LOKOユーザーからの最近の情報ですが、車輪の汚れのひどい車両にLOKOを使用するとよごれがレール及びその付近
にたくさん落ちるそうです。そのよごれをクリーナーできれいにふき取らないとほんとうの調子は出ないとのことです。